1回目のワクチン接種を終え、10月に2回目を控えていてドキドキしている亀井です!
あの腕が上がらなくなる感じは、トレーニングで追い込みをかけていた頃の記憶を呼び覚ますものがありました。
ドキドキするといえば、試合でデュースになったとき、皆さんもドキドキしますよね?普段のレッスン中でも時間になり、ラスト1本でお願いします!と言ったとき、緊張されている方が多いなーと感じます。
それまでは気にしなくても打てていたけれど、その1本しか残されていないと思うと、しっかり決めて終わりたい!と思うあまり、力が入ってしまって思うようなプレーができなかったり、逆に考えがまとまらないままプレーに入ってしまったりしますよね。
それは、試合本番のデュースでも同じだと思います。なので、私は練習の最後の1本は常に10-10や11-10などの場面を想定しながら打つようにしています!また、レッスン中も最後の1本の時は出来るだけ間合いをおき、時にはプレーの要点を伝え、お客様自身に"最後の1本をどうプレーするか"を考えていただく時間を設けるようにしています。
では、具体的にデュースの時には何をすればいいのか?私なりに3つにポイントをまとめてみました!
①やることをしっかり決める
特に自分のサーブだった場合、自分の1番得意なことをするか、相手の1番嫌がっていることや1番ポイントの取れていたことをするかを決めると、迷いが少なくなると思います。
②レシーブの時は、相手が何をしてくるかを考える
レシーブの時には、何のサーブを出される可能性が高いか、どんな攻めをしてくるか目星を付け、どう返球するべきか考えます。
③消極的にならない
サーブ3球目、レシーブなど、いつもなら打っていく場面で消極的になり、入れにいってしまうことで相手に打たれて終わるという経験は皆さん少なからずあると思います。緊張して手の震えるような場面でも、気持ちだけは必ずここで決めてやる!という強い意志を持ち、プレーすることがとても大切です。また、積極的なサーブや攻め、ラリーなどの成功体験を増やすことで、次の試合でもまた積極的になれたりします。
この3つは、普段の練習の時から意識的に取り入れていくことが大事だと思います。習慣化しておくと、本番のデュースの場面でもきっと役に立ちます。
こうして考えてみると、やはり試合中は常にアンテナを張り巡らせ、データを収集しながらプレーすることが大切ですね。サーブレシーブの種類、3球目攻撃、相手の心理状態等々、見るポイントはたくさんありますが、試合中のデータがあることで、"最後の1本"を取り切れるチャンスが増えると私は思います。デュースの時の考え方は様々あると思いますので、ぜひ色んなコーチの考えも聞いて、取り入れてみてくださいね☺︎